イギリスでの不妊治療での最大のメリット、体外受精を無料で受けられる恩恵を私は受けることができました。

イギリスで実際に体外受精を2回受けた採卵までの流れと体験を記しておきたいと思います。

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私がNHS無料で受けたのはショート法といわれる方法でした。

不妊治療の一つでもあります体外受精。体外受精でもいろいろな方法があり、検査結果を踏まえて一番良いと思われる方法を医師が選ぶようになります。私の場合はショート法でした。(ショート法という説明はありませんでしたので、後日ネットで調べました)

 

大まかな流れ

採卵日の約2週間前から点鼻薬が始まり、その数日後からは点鼻薬と一緒に注射をしました。毎日決められた時間にしなければいけないので結構気を使いました。

点鼻薬や注射は人によって副作用が出ることがあり、気分が悪くなったりめまいがおきたりするようですが、幸い私は全く副作用もなく元気に過ごせました。

そして採卵日の2日前に別の注射をし、採卵に挑みます。

採卵は全身麻酔の手術になりますので、当日の朝病院に行き書類にサインなどをし、術後は別の部屋で目が覚めるのを待ち、気分が悪くなければそこで帰宅となりました。

まず点鼻薬が開始される

鼻の穴にシュッと入れるだけです。無色無臭の液体です。特に痛みもほとんどありません。

ただ、スプレーする時間が決められてますので、常に持ち歩いて外出先でもしなければいません。

シュッとスプレーした後に、たら~っと液が鼻からたれてくることもあるので、外出先ではトイレなど人に見られない場所を選んでやりました><

「外出時に持参し忘れたらどうしよう」「もしスプレーし忘れてしまったらどうしよう」「紛失してしまったらどうしよう」という不安が頭の中に常にありました。

毎日の注射は自分でします

鼻スプレーと同じく注射も毎日。鼻スプレーが開始された数日後に注射も始まります。

日本では毎日注射をしてもらいに通院しなければいけないようですが、イギリスでは注射のためのセットを渡され、自宅で自分ですることになります。

薬液が入った小瓶、使い捨ての小さな注射器、使用済みの注射針を入れるためのケース、ペン型の自己注射補助器具、消毒用コットンなどが一式入ったバッグをもらい、一通りのやり方を教えてもらいます。

注射は脂肪の多いお腹のおへその周りにする皮下注射なのですが、私は針をどれくらい深く入れるのとか薬液を押し出す速度がよくわからなかったので、ペン型の自己注射の補助器具を使いました。

薬液を注射器に注入し、あとは刺すだけの状態まで準備してペンにセットします。あとはペン先を皮膚にあててボタンを押すだけです。ボタンを押すと、カチッと必要な長さ分の針が出てきて一気に皮膚に入り、そのままゆっくりと薬液を皮下に注入してくれます。最初針が入る時にチクっとするくらいであとはほとんど痛みは感じませんでした。

便利な器具があって助かりました・・・。

毎日注射のために通院することに比べたら、かなりストレスは軽減されていたはずです。

全て終わったら、この一式入ったバッグは使用済み注射針を入れたケースと一緒に返却し、病院に処理してもらうことになります。

話はそれますが、ナースに「このバッグはどうせ毎回廃棄しなきゃいけないので、もし使いたかったら持って帰ってもいいよ」と言われたでいただいてきました^^

しっかりした長方形のネイビーのジップ開閉のバッグで、ちょうど靴入れになりそうな形とサイズで重宝しています。

最後に違う種類の注射が一回、採卵日の約2日前にします。

この注射が一番大変でした。毎日する注射は皮下注射なのですが、この最後の一回だけは筋肉注射でしたのでお尻にしするよう指示がありました。

そうです。自分ではできないのです。

しかも痛いのです。

夫にお願いしようと思ったのですが、大の注射嫌いな人なので全力で拒否されました。

自分でなんとかできないかと考えましたが無理だと判断し、一度目の体外受精ではGPに相談してナースにやってもらうことになりました。

そして2度目の体外受精では、なんと筋肉注射の日が週末でGPがお休み。

さてどうしましょう・・・。

はっ!!義妹がナースだということをすっかり忘れてました。

頼んだらすぐに快諾してもらい、自宅でささっと済ますことができました。仕事の時間帯でなくて良かったです。

一回目もお願いすれば良かったです><

採卵日は精子持参で病院へ

精子持参で指示された時間に病院に到着。

全身麻酔で受ける手術になるので、用意されていた紙のパンツを履いて、手術着(ガウンのようなもの)をだけを着てベッドで待機。

まずは一通りの説明を受け、書類にサイン。

手術室に夫も一緒に入り、点滴からの麻酔薬が入って5秒後には眠っていました。

夫は私が眠った後に退出し、それから開始されたようです。

私が目を覚ましたのは3~4時間後だったかな。ベッドごと手術室の隣の安静室みたいな場所で寝かされていて、ナースがお喋りしてる声で目覚めました。

目覚めてからもう少し横になったまま休んでいるうちに夫が迎えに来て、車で家に帰りました。

2度目の体外受精の予約はキャンセルがまわってきて1カ月半後でした。

一度目は残念ながら妊娠には至らず、また予約のし直し。また何カ月も待たされるのかなと思っていたら、なんとキャンセルが出たそうで1カ月半後にできることになりました。

ちょうど夏休みに入る前の良い季節で、そのカップルはホリデーを優先したいとのことでキャンセルしたそうです。

うん、わかります。気分転換も必要ですよね!

待ち時間が短かったのはラッキーだったのですが、生理のサイクルなど無視した逆算スケジュールがまた設定され、私の卵巣大丈夫かな?とかなり不安でした。

遅くてもストレス、早くてもストレス。でももう流れに任せるしかありません。

採卵日までの流れは2回とも同じで、特にトラブルもなくこなせてほっとしました。

最後に

一番の苦痛は、自由に出かけられなかったことでした。

このように、採卵日が決まったら逆算でどんどんスケジュール通り進んでいくことになるので、出かける予定もろくに入れられませんでした。

特に注射は外出先でするのは困難です。変にトイレでするのも怪し過ぎます。

一度目は体外受精の日が決まるまで、こんなに縛りのあるスケジュールになるとは思っていなかったので、旅行の予定など入れてなかったのが不幸中の幸いでした。

病院の雰囲気はとても良く、医者もナースも終始笑顔で普通の会話をしてくるし、日本の病院と少しイメージが違ってピンクで柄の入ったカーテンやベッドカバーだたので、不安はほとんどなくリラックスした状態で受けることができました。

長くなってしまったので、採卵後の話はまた次回にします!

 

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