日本の運転免許証からイギリスの運転免許証への切り替えをし、晴れてイギリスのドライバーとして自由に車に乗れるようになってから早10年。
全く更新のことなんて考えたこともなかった!!!
1年目で10年間の保証付き(とは言いませんが)ってことにも多分気づいてなかったか、10年前に一度認識したのにその後に頭の中から抹消されてたのかはわかりませんが、こんな長い間放置されていると誰もが忘れちゃうんじゃないかと思います。
しかも私の夫(イギリス人)が20年以上前に取得した運転免許証はなんと「A4の紙」(折りたたんでて既にボロボロ)の印刷物であり、写真もなく、有効期限は70歳の誕生日までなのです!!!
一度も「更新手続きをする」現場を見たことがない私は、更新時期がくることも全く予想しておりませんでした。
ある日突然、お手紙がきました
私宛の手紙は、だいたい銀行か大使館かショップからなのですが、少し重要そうな印刷物のレターが届き、かなり動揺してしまいました。
そうです、「ドライバーズライセンスカードの更新をしてください」というものです。
日本と同じく、親切に手紙で知らせてくれるのですね。
こういったサービスを期待しない生活に入って長いので、ちょっと嬉しい驚きでした。
更新手続きは2つの方法から選べますが・・・
- オンラインで更新
- ポストオフィスで更新
以上のどちらかを選んで更新手続きをしてください、とレターに書いてありました。
しかし読み進んで行くと、1.のオンラインではUKパスポートを持っていることが条件となると書かれてました。
ですので必然的に2.のポストオフィスでの手続きなります。
更新手続きに必要なもの
- 送られてきたレターの中の書類(必要事項を記入する)
- 更新手続き手数料ポンド£17
- ポストオフィスの手数料£4.5
- 有効期限内のイギリスの運転免許証
以上の4つです。
念のため、住所が証明できるようなレターとパスポートを持って行ったのですが必要ありませんでした。
ちなみにオンラインでは£14のみです。。。
ポストオフィスでの手順
まず最初にポストオフィスの選び方ですが、窓口の一つがカーテンで囲まれたスペースがあるポストオフィスを選んでください。
あとは書類と運転免許証を渡して更新したいと言えば、向こうで進めてくれるので言われたままやればいいだけです。
カーテンで囲まれた窓口に案内されますので、その中に入って手続き開始です。
その場で書くような書類はないので安心してください。
カーテンを締めてその場で写真を撮ってくれて、電子署名をして終了です。
<注意点>
- カーテンで囲まれたスペースが窓口にないような、小さいショップやニュースエージェントなどの一角でやっているポストオフィスでは写真撮影や電子署名に対応していないと思います。事前にご確認ください。
- 書類と一緒に提出した有効期限がまだ少しある運転免許証は、なぜかその場でハサミで切り、捨てられました。
- 新しい運転免許証は1~3週間後に郵送で届きますが、届く前の数週間の免許無し期間もそのまま運転してよいそうです。
無事、1週間後に届きました
新しい免許証は、特に署名ありでもなく、普通郵便で到着しました。
免許証の無い期間はドキドキしましたが、ちゃんと届いてほっとしました。
更新忘れ防止まとめ
レターが届いたら期限前ならいつでも更新可能なようですが、レターが届くのが期限の約2か月前だったので、長期で一時帰国とかする場合は要注意です。
うっかりと期限が切れてしまったら、また手続きが複雑になり大変ストレスになると思うのでご注意ください!
あと、このレターが届かなかった場合は、更新を忘れる可能性がぐっと高まること間違えなしです。
引っ越しなどした場合は、早めに住所変更をしておくよう心がけましょう!
*2015年から紙の免許証は廃止され、カードのみ有効に変更されたようです。気になる方はDVLAかポストオフィスにてご確認ください!