私はNHSの病院にて無料で出産しました。出産前にいろいろなペアレントクラスに参加したときのレポ記事です。

予定日に近づくと、ミッドワイフやローカルのChildren Centreからペアレントクラス参加の案内が始まります。

ローカル主催のものはドロップインで予約なしで参加できる場合が多いですが、出産予定の病院主催のものは予約制ですので、早めに情報をキャッチして予約しておくことをお勧めします!

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病院主催の院内ツアー

予定日が近い妊婦さんとそのパートナーを対象に予約制で院内ツアーに夫婦で参加してみました。

文字通り「ツアー」になっており、10人程度のグループで出産時に利用するであろう施設をまわってくれるというものでした。

分娩台というものは存在しなかった

陣痛が始まり、陣痛の間隔が短くなると病院に電話をかけることになります。病院から「来てください」という指示があったら初めて病院に向かうことができます。(それ以前に行っても返されてしまうので注意です。)

病院に着くと普通分娩の場合は個室に行くことになります。

個室の分娩室には、見た目は普通のベッドが一つと付き添いの人のための椅子が2~3個用意されていました。

日本で言う「分娩台」(足を開いて座り、力み棒をつかむようになっている椅子)は存在しませんでした。

普通のベッドに見えましたが、出産が始まったらベッドのお尻より下の部分が折れ曲がって下に倒れるような仕組みになっていました。ギリギリまで平にして横たわれるようなつくりです。

自分の希望する出産を尊重してくれる

普通分娩の場合はベッドで出産しますが、水中出産を希望する人には水中出産のためのプール付きの部屋に案内されます。

水中出産部屋には、お風呂の2~3倍くらいの広さのジャグジーバスのようなプールが設置されていて、その周りには付き添いの人のための椅子も用意されています。

水中出産以外にも、立って出産したい、椅子に座るような状態で出産したい、パートナーに赤ちゃんを取り上げて欲しいなど、希望する形での出産を支援してくれます。

無痛分娩を希望するかしないか、笑気ガスを使用するかしないかなども自分で決めることができます。

リラックスするための物は持ち込み自由だった

本人がリラックスできるようなCDやアロマオイルなど、希望の物を持ち込むことができます。

CDプレーヤーは部屋に置いてあるので、自由に使って良いと説明を受けました。

自分の夫も子供も、希望するなら親であっても一緒に部屋に入って立ち合い出産するこも可能です。

感想

  • 出産時のイメージができるようになった
  • 詳細な希望する出産の形を話し合う良いきっかけになった
  • 自分の出産」という感覚が芽生えた

病院主催のNew Parent Class

こちらも同じ病院が主催のNew Parents Class。新米両親学級という感じでしょうか。

このクラスでは、陣痛が始まってから出産するまでの正常なお産の流れと、正常でない場合のお産の流れ、そして病院に来るタイミングなどの説明を受けました。

陣痛から病院に行くまでの流れ

陣痛が始まったらまずシャワーを浴び、病院に行くための準備をし、寝れる場合はなるべく睡眠をとっておきましょう。陣痛の間隔が短くなってきたら何分おきかを確認し、5分おきくらいになったら病院に電話をします。陣痛の痛みの度合いや間隔から判断し、Goサインが出てから病院に行きます。Goサインが出る前に病院に行っても返されるので注意してください。もし破水してしまった場合は、陣痛の間隔に関係なく電話してすぐに病院に来てください。

上記のような内容の説明でした。実際はこんなに冷静に行動できませんでしたが・・・。

(お産の体験談はまた別途記事にしようと思っています^^)

お風呂の入れ方を見せてもらいました

そして最後にメインイベント、本物の新生児をお借りして、ナースがお風呂の入れ方を説明しながら実践して見せてくれました。なんとその新生児は生後1日!!赤ちゃんのご両親は横で心配そうに見守ってました。

ご厚意で承諾してくださったご両親に感謝です。

小さくてか弱い生後一日の赤ちゃんを見せてもらえただけでワクワクしてきました。

お風呂の入れ方の説明で、「最初の一か月は石鹸は使わずお湯だけで身体を綺麗にする」と言われましたが、生後すぐに沐浴剤を使う日本とはかなり感覚が違うようでした。

感想

  • 更にもうすぐ出産するということが現実的に受け入れられた
  • 生後一日の赤ちゃんを見せてもらったことがとても良かった
  • お風呂の入れ方はあまり頭に入らなかった
  • 陣痛の間隔5分、というのがどうゆう状況なのか想像つかなかったが頭にはしっかり入れておいた

ローカルChildren Centreのペアレントクラス

地元のミッドワイフが開催してくれている自由参加のペアレントクラスでした。

病院でのペアレントクラスと内容が似ていましたが、もう少しリラックスした雰囲気で質問がしやすかったです。

  • 陣痛~病院~出産~入院(~トランスファー~入院)

この流れの説明を受けました。そうです、トランスファーについてたくさん質問したかったのでこれだけで十分参加した価値はありました!!

トランスファーについてはこちらの記事でどうぞ

母乳育児についての説明もありました

ミッドワイフとバトンタッチをし、次にブレストフィーディングスペシャリスト(母乳育児の専門の人)が母乳の栄養分の素晴らしさや母乳育児がいかに赤ちゃんにとって良いことなのかをリーフレットを配りながら説明してくれました。

ひと昔前までは、母乳育児に興味がなく、体形維持のために最初からミルクで育てる人が多かったようなのですが、最近ではちょっと押しつけがましいほどの母乳育児を推薦しているとの噂を聞いていました。そしてこの日、初めてそれを実感しました。かなり熱意のある内容に感じました。

その後、母乳があまり出なかった私は、このブレストフィーディングスペシャリストに泣かされる経験をするのですが、この時には知る由もなく、母乳一本で頑張るぞ!なんて意気込んでいました。

(この話もまた別途記事にしていこうと思います^^)

最大の目的はローカルのママさんとの出会い

私がこのペアレントクラスに参加した最大の目的は、同じ町に住む同じ年の子を持つママさんと知り合いになることでした。

出来れば日本人、でもそれが無理なのはわかっていたので、できればアジア人がいたらいいなぁと期待していたのですが・・・残念ながらイギリス人カップルのみのようでした。

ミッドワイフの話によると、前の年は中国人とタイ人とフィリピン人のママさんがいたそうです。残念。。

私が参加したこのクラスには、残念ながらその後に友達になるママさんはいませんでした。

感想

  • 病院主催のクラスより和やかな雰囲気で、小さいことでも質問できたのが良かった
  • ブレストフィーディングの話はなかなか興味深く、参考になった
  • 何といっても、トランスファーについて詳しく聞けたのが良かった

最後に

全ての参加したクラスはとても詳しい内容で、お産に対する不安が軽減され、現実的に受け止められるようになったので参加して良かったと思います。

重要なのは、病院任せにするのではなく、「自分のお産」として「希望する出産スタイル」を夫婦で話し合い、赤ちゃんを迎える自覚をしっかり持つことだと思いました。

このようなクラスは無料で開催されているので、ぜひ夫婦で参加されることをお勧めします。

 

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