Gellinger / Pixabay
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どうしてボランティア?それは仕事がないからです!

田舎に住んでいるとただでさえ仕事を見つけるのが大変なノンネイティブの私ですが、それ以前に「仕事がないから応募もできない!!」という状況に直面してもう10年になります。。。

一番近い大きめの町まで行けばそれなりに仕事はあるのですが、車で片道40分、そして子供が学校に行ってる間のほんの数時間のみという状況で、それでも頑張りる!という気にはなかなかなれないのが正直なところです。

日本と違って学校も送り迎えをしなければいけないので、9時にドロップ、3時にピックアップという拘束がなんとも重くのしかかっています。

私の記憶では、小学校は確か8時半から始まってた気がするのですが、9時に登校というのはなんとも羨ましい限りです。しかも車の送迎付き。学校の門は9時から9時5分までのたった5分間しか開けてくれないので、仕事に出掛ける時間に合わせてちょっと早く行かせてしまうなんてこともできません。門が閉まってしまったら、職員用のドアから入り、名前や理由を記入して教室まで連れていかなければいけません。

お迎え時間も守らなければいけないし、厳しいところでは10分毎に預かり料金を取られてしまうところさえあります。車で高速使って片道40分、もし途中で事故なんかがあったらもう終わり・・・と思うと気になって仕事どころじゃないのです。

ボランティアをすることになった経緯

なんだかんだ言い訳を並べてみましたが、そんな事情で仕事もせずに何年も過ぎていき、このままでは行けない!とアンテナを張っていたところにローカルで開催されている「Japanese class for adult」というのを見つけて、ボランティアのお手伝いを申し出ることにしました。

先生は遠くから来ているイギリス人女性。ボランティアの手伝いを快く受け入れてくださり、参加してからもう5年以上になります。

年齢も近かったし、なんせ日本語が通じるという安心感もあり、打ち解けるのにも時間がかかりませんでした。なんてラッキーなんだ。。。

子供がいないときは特に、ローカルコミュニティーにジョインするのって結構大変なのです。日本に興味すらない人との会話って本当に大変で、なかなか知り合いが増えるチャンスもないかったので、このお手伝いをしてからは少しずつ知り合いが増えてきて、それが少しずつ広がってきて、物足りなかった毎日が少し充実してきました。

ボランティア活動を通して得られるものがたくさんあります

日本語を教える教室ではありますが、私は賃金をもらっている訳ではありません。

教材を作る必要もなく、テスト問題の作成や採点も自宅でやる必要はありません。

純粋に先生と生徒のお手伝いをしているだけですが、喜んでもらえることが一番の楽しみなのです。

いろんな理由で日本語を勉強しにきてる人がいるので、その生徒たちの質問には驚かされることもしばしば。これをこのイギリス人先生一人で対応するのはものすごいプレッシャーだっただろうなと感じます。

単に日本に興味がある人、アニメ好き、古い日本映画好き、寿司が好き、日本出張がよくある会社に勤めてる、息子が日本で仕事してる、英語教師として数年日本に住んでみたい、などなど理由はさまざま。

大学生や年配の人も入り混じったクラスでは「楽しみながら勉強してる人たち」に触れることができて、ぼーっと生活してきた私にたくさん刺激を与えてくれます。

普段は英語での会話につまずいたり、落ち込んだり、失礼にならないようビクビクしながら会話したりするのですが、唯一この教室内では英語での会話も「楽しみながら」お喋りできる場であり、自信をもって自分の話ができる勇気を与えてくれるのでした。

日本語って難しい!

初心者クラスなので、文法は基礎からきっちりと先生が説明しながら進んで行きます。

その中には全然気づかなかった「法則」みたいなのを教えてもらったり(?)、生徒の質問にも「余計な情報を与えすぎないよう」基礎部分からぶれない答え方をしてあげないといけなかったりして意外と気を使います。

混乱させないようにと思うと結構難しいもので、言葉に詰まってしまうと「日本人でもわからないの~?」と冗談で言われたりもします笑。

改めて、日本のことをもっと学ぼうと思う今日この頃

夏目漱石の「こころ」についてや、黒澤明と小津安二郎について、ジブリのアニメやワンピース、X-Japanの音楽性を聞かれたかと思うと、きゃりーぱみゅぱみゅについてとか、口紅が落ちないリップコートの商品名を教えてなどなど、、、お恥ずかしながら既に記憶にない日本文学や、新しすぎてわからない芸能情報、答えられないことが多すぎて自分でもびっくりします。

もっとたくさん日本の情報キャッチしなくちゃ!いうワクワク感がクセになってきてます。

最後に

ボランティア、良いですよ。お時間のある方や、ご主人の転勤でなどでイギリスに来ていて、ビザ的に働けない人にもお勧めです。

日本語でなくても、なんでも自分の興味のあるものでいいと思うのです。

得意分野ならなおさら楽しいと思います。

ネイルとか、アクセサリー作りとか、そうゆうクラスもたくさんあるし、近くの幼稚園や幼児教室などで、子供の見守りや遊び相手になったりとか、これならボランティアでもやってみたい!というものがあったら、ちょっと勇気を出して名乗り出てみると意外と喜んでくれる人はたくさんいると思います。

自然保護や地域の施設の修繕キャンペーンなどでボランティア募集が出ることもありますし、チャリティーショップでボランティアとして商品管理やレジを担当するのもいいと思います。私もOxfamというショップで短期間ではありましたらボランティアで服の仕分けをしたことがありますが、ヨーロッパから来ている大学生にたくさん会えて楽しかったです。(彼らはバイトが見つかるまでのつなぎとして来ているようでした)

もし長く続けられて、管理者との信頼関係も気づければ、本当の仕事を応募する際の履歴書にも書けるのはもちろんのこと、推薦状も書いてもらえるはずです。

異国で日本人の友達がいるのも大切だけど、ローカルコミュニティーに属しているのも同じくらい大事なんじゃないかなと感じてます。

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