私は海外イギリスのNHSで無料で体外受精(IVF=In Vitro Fertilization)を受けました。1回目は残念な結果でしたが、2回目に妊娠反応を見ることができました。

しかし妊娠判定が出てからもまだまだ安心はできません。ここから妊娠12週までが一番流産の確率が高い時期なのです。

この期間の不安は、ある意味妊娠判定前よりキツイ!と感じた時期でした。

*イギリスNHSでは、自然妊娠の場合は12週までスキャンはありません。そして2回目のスキャンは20週前後で、問題がない場合は妊娠中のスキャン2回のみです。何か問題があったときなどはドクターの判断にてスキャンしてくれることもあります。

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妊娠5週目で出血が!

妊娠5週目というのは、自然妊娠であれば生理予定日から1週間後くらいにあたります。市販の尿で確認する妊娠検査薬にでも判定ができる時期です。

体外受精後の血液検査で妊娠判定が出たとしても、最初のスキャンまでの間に着床した胚が育ってくれているかまだ確認できない時期で流産の確率も高くまだまだ不安がいっぱい。

そんな時に出血しました。

少量ではあったけど、心配だったので病院に電話してナースしかいませんでしたが診てもらうことになりました。

と言っても、この時期はスキャンくらいしかやることがなく、それもあまり気が進まないようでした。

ナースにも「まだこの時期何も確認できないから、何も見えなくても落ちこまないでね」と言われながらのスキャンでした。

妊娠5週目スキャン(超音波検査)で胎嚢と胎芽が確認できたら双子だった

気休めにしかならないけど一応スキャンしてあげるね、という感じだったのですが、無事胎嚢と胎芽が確認できたのです。(胎嚢とは丸い袋のような状態で、その中に胎芽が入っています)

2度目の体外受精では2つの胚(受精卵)を移植したのですが、なんと2つの胎嚢と胎芽を確認することができました。

双子でビックリでしたが、なんとか無事を確認できただけでとても安心しました。

*この時期の胎嚢はまだとても小さくて検査で確認できないこともあります。

妊娠5週目の身体の変化

私の場合ですが、体の変化は全く無しでした。

微熱やつわりもなければ、お腹周辺も何も変わりはなかったです。

ただ、出血が怖くて毎回トイレはドキドキでした。

2回目のスキャン(超音波検査)は妊娠7週目

まだこの時期の赤ちゃんも胎児ではなく胎芽と呼ばれています。

自然妊娠の場合、これくらいの時期に生理の遅れやつわりなどの症状で妊娠に気づく時期になります。

何も問題なければ、体外受精の場合はこの7週目で最初のスキャンとなります。

ここで妊娠後初めてドクター会い、血圧や心拍などのチェックもしてもらいました。

妊娠7週目はスキャン(超音波検査)では人間の形に近づいている胎芽と心拍が確認できた

5wから7wの2週間も長かったこと・・・。

2頭身のだんだん人間らしき形になってくる時期だそうで、画像でもはっきりと確認することができました。

同時に、両方の元気な心拍もドクターに確認してもらい、双子ちゃん確定です。

嬉しい反面、双子の出産と子育てが現実味を増して不安が大きくなってきました。

妊娠7週目の身体の変化

赤ちゃんはお腹の大きさに影響がでるような大きさではないはずなのに、下腹がちょっと出てきた気がしました。

そしてつわりらしき気持ち悪さが本格的に出てきました。貧血もひどかったです。

この検査が終わってから、本格的に「イギリスで双子妊娠から出産まで」のネットサーチが始まり、別の不安がどんどん大きくなってきました。

3回目のスキャン(超音波検査)は妊娠9週目

ホルモンの影響でつわりが本格的になる時期です。

7wから9wの間はずーっと双子のことで頭がいっぱいでした。

妊娠9週目のスキャンで一つの胎嚢が空になってるのを確認しました

双子ちゃんの一人は消えてしまっていました。

胎嚢ははっきりと2つ見えるのに、一つは空っぽです。

もう一つの赤ちゃんはどんどん成長しており、まだ2頭身くらいですが少し手足が確認できるほどにはっきりとした人の形になってきてました。

妊娠9週目の身体の変化

ここでもまだお腹の大きさに影響するほどのサイズではないはずなのに、下腹がはっきりと出てきてました。

あっという間に双子から一人になってしまい、もう一人もいなくなってしまうんじゃなかという不安がどんどん大きくなりました。が、つわりがあることが唯一お腹の中にいてくれていると実感できるので安心できました。

(実はもし流産してもつわりはそのまま残っていることが多いそうですが)

相変わらず貧血はずっと続いていました。

もし双子だったら・・・の準備は完璧だった

7wから9wまでの2週間、双子に関する情報収集をしながらやっと双子のママになる覚悟を決めたところでした。

イギリスでは双子でも帝王切開ではなく、できる限り通常分娩させると聞き、ここではいろいろ不安要素が多いので、日本で出産しようと夫とも話し合いほぼ決めていました。

日本では母体への影響を考えて、赤ちゃんが大きくなりすぎる前(予定日前)に帝王切開で出産することが多いようです。事前に入院し、体調管理も万全の体制で帝王切開の日も決定するそうで、この安心さは何にも代えられず、やっぱり双子だった日本で出産するしか私には無理だなと思ったのです。

日本の出産事情は思ったより厳しく、妊娠初期から産婦人科に行かないと出産させてもらう病院すらない場合もあるそうで、実家近くの市立病院に電話で問い合わせをし、妊娠までの経緯などを説明して出産受け入れの承諾をもらい、渡航時期の指示も受けていました。

しかし残念ながら双子ではなくなってしまい、病院に電話報告をして出産の予約はキャンセルしていただきました。

妊娠9週目、ミッドワイフ(助産婦)に会う

ここで初めて担当のミッドワイフ(助産婦)に会い、これから出産まで同じ人にお世話になることになりました。

体重や血圧など一通りチェックし、貧血がひどかったので血液検査をしてもらったけど何も処方されずそのまま帰宅させられました。

妊娠11週~12週、体調最悪で膣内感染の診断

つわりではなく、貧血で体調が最悪でした。

少し歩いただけでフラフラしてしまい、体力も落ち、体重もがくっと落ち、少量の出血も続いていたので、何度かミッドワイフに電話したのですが「それくらいは普通なので大丈夫よ」と言って何も対応してくれませんでした。

見かねて夫がGPの予約をとり、GPドクターに診てもらうと「軽い膣内感染でしょう」と抗生剤を処方してくれて2日間飲んだだけですっかり体調が回復しました。

やっぱり自分のことは自分しかわからない。おかしいと思ったら何を言われても引き下がらず診てもらうことが一番大事です!

そして待ちに待った4回目の妊娠12週のスキャン(超音波検査)

が、しかしここはイギリスNHS。

待ち望んだ12wの検査は、レターの発送遅れで13wに持ち越されました。。。

やっとやっと12w!!!という私の気持ちはどこへぶつければいいの?と愕然としました。

妊娠13週目のスキャン(超音波検査)は妊娠中の最初の大きなポイント

待ちに待った・・・というこの12w(実際には13wでしたが)の検査、これは妊娠中の最初の大きなポイントだからです。

その理由とは、この12wまでが一番流産しやすい時期でしたが、逆にここまで乗り切れば流産の可能性がぐっと低くなるという意味でもあるからです。

そしてここでもう一つ、スキャンでのダウン症のスクリーニング検査もありました。(首の後ろの皮の厚みなどでダウン症の可能性が高いかどうかを調べるそうです)

翌週にはレターで結果が届き、ダウン症の可能性は低いので再検査の必要なしとの結果でした。

前回のスキャンから4週間も空きました

日本なら検診のたびに診てもらえるのに・・・この4週間は本当につらかった。

出血もあったので本当に不安でした。

ですが、もし自然妊娠だったら・・・上記にも書きましたように、妊娠から出産までのスキャンはたった2回です。それに比べたらラッキーなくらいだと言い聞かせるしかないです。

妊娠13週目の身体の変化

引き続き貧血がひどかった。膣内感染で抗生剤をもらい、なんとか体調は回復したものの、13週までに4キロ体重が落ちてしまいました。

貧血も毎回訴えているのに何も処方をしてもらえず、鉄分が入っている市販のタブレットを飲み始めて少し良くなってきました。

念のため、妊婦用のタブレットにしました。

Vitabiotics Pregnacareシリーズの妊婦用で、Bootsに行けばどこでも置いてます。

私には合っていたようで、これでかなり改善したのでお勧めです。

最後に

体外受精の場合の妊娠初期の検診は通常の流れは以下のようになります。

・4週目に妊娠判定(胚移植の2週間後)

・7週目にドクターの受診、スキャン

・9週目GPにて担当のミッドワイフに会う

・12週目にスキャンとダウン症のスクリーニング検査

 

体外受精の場合は、自然妊娠の場合より多くスキャンをしてくれますが、それでも日本に比べると回数はすごく少ないと思います。もしも体調の変化や出血などがあったら、GPやミッドワイフに電話相談したり、A&E(救急診療)に行けば対処してもらえますので我慢せずに診てもらいましょう!

妊娠初期は体調不良や出血、私のように膣内感染など様々なトラブルが出てきます。ただでさえ不安な妊娠初期、どうにか平穏に過ごしたいものです。

妊娠初期の妊婦さんが少しでもトラブルなく過ごせますように祈ってます!

 

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