やっと予約の日になり不妊専門医に会う事ができました。

ここから最初の検査が始まります。検査結果を見て、今後の治療方針を決めることになるのです。

この検査でもし病気が見つかれば、その治療から始まることになるのです。さっさと終わらせてしまいたいですよね。早く「不妊治療」に進みたい!そんな思いでやっとスタート地点に立った訳です。

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不妊治療の最初に行う検査いろいろ

  • 血液検査
  • 卵管造影検査
  • 子宮スキャン
  • 子宮頸がん検査
  • クラミジア抗体検査
  • 精液検査

このような検査を一つ一つ受けていきます。

血液検査では、はしかや水疱瘡などの妊婦がかかると胎児に大きな影響があるとされる病気の抗体も調べ、必要な場合は予防接種をしておかなければなりません。

子供の時に予防接種したまま忘れていて、実はもう抗体がほとんどなかったという日本人は結構いるみたいです。(不妊治療していた知人がそうでした)

上記の検査結果を見ながら、必要な場合は再検査や治療を行う必要がありますので、ここで時間がかかってしまうこともあるのです。

そもそも検査自体がさっさと進んでいかないのが現状

上記の検査内容を一つ一つ行っていくのですが、日本のようにささっとその場でやってくれる訳ではありません。特別な機器が必要な場合には、「今から予約取るように手配するので、予約日はレターで送るね」と言われることも多いです。「レターはいつ届くの?」と聞くと「一週間して届かなかったら連絡して」とか言われます。え??一週間後に届かないって連絡したら、また一週間待つってことよね?とものすごいストレスを感じたのを覚えています。

一つの検査をするたびにドクターに会える訳でもないので(通常、血液検査やスキャンなどはナースがやり、ドクターは来なかったです)「次の予約はどうなってるの?」「この前の検査はどうだった?」と聞いたところでナースは答えられない訳ですから、もうこの流れに身を任せて「いつか終わるさ」の気持ちでストレスをためないように心がけました。

検査が全て終わったのはなんと2カ月半後でした

正直こんなに時間がかかるとは思っていませんでした。

2カ月半、とっても長かったです。

でも地域によってはもっともっと時間がかかると聞いたので、2カ月半はまだマシだったのかなと後から思いましたが。

個別に検査結果の説明を聞き、やっと今後の治療方針の話に進みました。

私の場合ですが、血液検査でホルモン値が平均より少し低いことと、精子の活動状態は良かったのですが数が平均より少なめということでした。あとは、昔からあった豆粒大の子宮筋腫が大きくならずにそのままの状態でまだ確認ができました。

ホルモン値、精子の状態、子宮筋腫、この3つ全てにおいて治療の必要無しの許容範囲内でした。

原因が見当たらないのに不妊症という判断です。

原因がある方がその原因を治療することで妊娠する可能性がとても高いようなのですが、それができない状態でしたので、とりあえずは人工授精を試みましょうということで決まりました。

そしてこの時合わせて「人工授精と体外受精は3回まで無料」という説明を受けました。

 

医師は本人の意思をとても尊重してくれます

時間はかかりましたが丁寧に対応してもらったと思います。

日本で不妊に関する受診をしたことがないので比べられないのですが、医師はまず提案をしてくれて、それに同意するかどかを聞いてくれました。

私たちの場合ですが、不妊の原因になるような大きな要因が見つからなかったことで、自然妊娠をする可能性も高い状態だからまずは人工授精を試みてはどうか、という提案をされたのです。

すぐにでも妊娠したいという場合はこれを飛ばして体外受精をすることも可能ですという説明でした。

今すぐに回答する必要はない、家でゆっくり二人で話し合ってください、と言われたのですが、私たちはその場で「人工授精にトライしてみよう」と意見が一致し、(これ以上、時間を取られないようにと)即返事をしました。

私たちの場合は、こんな感じで治療が進んでいったのです。

なんとなくイメージしていた「怖い医者」と違い、当人の意見を尊重してくれるあたりはとても良かったと思います。

最後に

GPから専門医に会うまで半年、最初に行う検査が一通り終わるまで3カ月。

一日も無駄にしたくない不妊症患者にとってはかなりの精神的負担だと思います。

もしNHSで受診する場合、ここまでが最初のハードルとなります。

この期間をどうストレスなく過ごす努力をするか、私のいろいろ試しながらの過ごし方などをまた後に書きたいと思います。

後に気づいたことですが、イギリス国内の他の地域(特に大きな都市)に比べ待ち時間が少なかったようで「田舎暮らしでラッキーだった」という事だけが救いです。

ロンドンの生活に憧れることも多く、近くに美味しい日本食レストランがない事に落胆したりもしましたが、田舎暮らしも悪くないなとイギリスの不妊治療を通じて感じたのでした。

住んでる地域でこんなにもサービス内容と費用が違うのかと思うと腑に落ちないところはありますが、これも無料だから仕方がないのかもしれません。全ての人が同じ条件で治療を受けられる日が来ることを切に願います。。。

 

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